自然素材を使うこと
現代の住まいづくりは、新建材、住宅機器を駆使することによって、快適性、機能性、便利さ、管理のしやすさ、等を簡単に手にいれる事ができるようになりました。住まい手、創り手の労も省け大量生産、大規模流通のシステムに乗った商品だからコストも安いなど新建材の便利さは数え上げたらきりがありません。

しかし、やっとの思いで手に入れた住まいが、その便利で安い新建材に含まれる化学物質で住まい手の健康を害している事がわかってきたのです。そして、カプセルの様な現代の家つくりが問題を一層深刻にしています。

シックハウス症候群、薬剤による防蟻処理による健康被害、化学物質過敏症など現代人とすまいにかかわる問題は多岐にわたって現れています。そして新建材に含まれる 化学物質の有害性は室内環境のみでなく 作る過程で又廃棄されてからも人や環境にも影響を与えているのです。

今、新建材を全て排除することは無理であっても、できる限り昔から長い間使いつづけてきた、木や土や紙などの自然素材を使うことによって、それらが持つ、優れた調湿機能や蓄熱性などによって室内の気候をマイルドに保つことができ、住まい手の健康にも寄与できるのです。
そして自然素材は土に環る材料です。自然が持つ、循環再生のサイクルに合った持続可能な生活を取り戻すことができます。自然素材を使って、自然の光と風を取り入れ、適度の気密と断熱を考えた住まいづくりは住む人の健康と、住まいの健康を可能にするのです。
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